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エアライン業界就職対策講座がきっかけで客室乗務員に。/外国語学部 英語英文学科から客室乗務員へ。山中 志織さん/日本航空株式会社 勤務/2008年3月卒業/高知県出身

エアライン業界就職対策講座がきっかけで客室乗務員に。/外国語学部 英語英文学科から客室乗務員へ。山中 志織さん/日本航空株式会社 勤務/2008年3月卒業/高知県出身

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幼き日の想い出が憧れに。講座が教えてくれた大切なこと。

飛行機に乗れば、どこか楽しいところへ行けて、そこにはいつも「笑顔でジュースやおもちゃをくれるお姉さん」がいる…幼い頃の憧れだった客室乗務員という職業に自分が就けるとは思っていませんでした。
就職活動を始めた当初は、大好きな英語の語学力を生かしたいという思いはあったものの、何をしていいかわからず、業種を絞らず企業研究。そんなときに出会ったのが『エアライン業界就職対策講座』です。講座で重視される面接対策が「他の業種にも役立つだろう」と漠然と考えていました。実際に受講してみると、元客室乗務員の先生が語る経験談はとても具体的で内容も濃い。フライトなど実務の大変さを超える「接客業のやりがい」にいつしか魅せられ、そんな場所で自分自身を成長させてみたいと思うようになったのです。
講座を受けて一番感じたのは、「第一印象がとても大事だ」ということ。表情ひとつ、伝え方ひとつで相手に与える印象はまったく異なります。面接練習を撮影して見返すと、「こんなに硬い表情でしゃべっていたのか」と恥ずかしくなるのですが、自分を客観視するという点がとても新鮮でした。このときに教わったことは、私の仕事観においてもひとつの核となっています。就職活動中、行き詰まったときには、講座の仲間と相談し合い、励まし合いました。同じ道をめざした仲間とは今もつながっています。

ただの一度たりとも、「昨日と同じ今日」はない。

国内線に乗務しておよそ6年。まったく同じフライトは一度もなく、完璧だったと思えるフライトもありません。天候やシーズン、曜日や時間帯によって刻々と状況やお客さまが変化するなかで、臨機応変なサービスが求められます。例えば早朝の便ならば、「お休みのお客さまが多いだろうから、アナウンスや客室に出る回数は控えて、照明も少し暗めにしよう」など、仲間たちと毎回綿密に打ち合わせをします。そうして日々新鮮な経験を重ねられるところが、この仕事の大きな魅力です。
いまの私はまだ、お客さまにとって一客室乗務員でしかないかもしれませんが、限られたフライト時間のなかでほんの少しでも言葉を交わしたり、細かな気配りをすることによって、自分らしいサービスをめざしていきたいと思っています。

※内容はすべて取材当時のものです。

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