薬物乱用を防ぐために
「一度だけ」という気持ちが薬物乱用の第一歩
薬物乱用のきっかけは、好奇心や快感への追及といったものから始まると思われていますが、それだけではありません。遊び仲間や先輩、同級生など身近な人から「やせられる」「自信がつく」「充実感がある」「スカッとする」「元気が出る」といった誘い言葉についのせられ、危険な薬物とは知らずに、いつのまにか染まってしまう場合がもっとも多いのです。たった一回の使用で深刻な症状を起こすこともあります。身体への影響はもちろんのこと、心に受けるダメージは大変大きく、依存性を伴います。一回ぐらいなら大丈夫という安易なこころが、取り返しのつかないことになります。人間を壊すドラックはけして“しない”“させない”と、一人一人が薬物乱用の危険を感じ、薬物を拒絶する意識をもつことが、とても大切です。

(1)・(6)大麻
(1)のような大麻草を乾燥させた「マリファナ」や(6)のような樹脂や若芽をすりつぶして固めた「ハシッシュ」があります。
(2)・(7)覚せい剤
不正に使われているものは、ほとんどがメタンフェタミンの白色半透明の結晶状です。俗に、「シャブ」「クスリ」「エス」「スピード」等と呼ばれており、なかには小さなプラスチックの容器に入った水溶液や、「ヤーバー」と呼ばれる錠剤型の覚せい剤もあります。
(3)紙状LSD
和紙のようなもので作られた切手大のものに、キャラクター等が印刷され、切って舐めたり、飲んだりします。
(4)・(9)コカイン
コカの葉を原料とした無色の結晶または白色の結晶性粉末です。
(5)アヘン・(10)ヘロイン
ケシから作られたもので、アヘンは、ケシ科の2年草の液汁を固めたものです。
(8)MDMA
錠剤で円形が一般的ですが、ハート型、四角形、三角形のものもあります。また、色は、赤、青、ピンクと様々な色があり、刻印が入ったものもあります。「エクスタシー」「バツ」「タマ」等、薬物とは関係ないような名前で呼ばれていますが、強い精神的依存性のある麻薬です。
誘惑に「NO」と言える勇気をもつことが、何より大切です
薬物に近づかないこと、誘われても勇気をもって断ること。万一、過ちを犯しても、一人で悩まず、信頼できる人に相談することが大切です。学生生活支援部、保健室、学生相談室でも相談に応じています。 困ったときは、迷わずたずねて下さい。その他に、県庁、警察署、厚生労働省麻薬取締部、保健福祉センターにも相談できます。また、神奈川県立精神保健福祉センター(045−821−8822)、ボランティア団体の横浜ダルクケアセンター(045−731−8666)で電話相談に乗ってくれます。
