学園の将来構想
学校法人神奈川大学は、2008年に創立80周年を迎え、これを機に、創立100周年に向け、将来構想を策定しました。将来構想策定にあたっては創立者の意志である「建学の精神」を改めて確認し、今後学園の普遍的な指針となる「使命(ミッション)」のもとに、20年後の本学園の「将来像(ビジョン)」を明確にするとともに、諸改革実現の羅針盤となる「学園の基本方針」、「経営の方針」を設定し、あわせてこれらの基本理念を踏まえて「中期目標」を策定しました。
この将来構想を実現するために、「大学部門」「附属学校部門」「基盤整備部門」のそれぞれにおいて、中期目標を軸とした中期的に取り組むべき課題の整理を行い、2010年からの6年間に実施する具体的な項目を「中期実行計画」としてまとめました。
学校法人神奈川大学は、2028年に迎える創立100周年に向け、更なる大学・附属学校の質的向上と発展を目指し、将来構想の実現を推進して参ります。
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本学園は、1928年米田吉盛によって創立され、「質実剛健・積極進取・中正堅実」の建学の精神のもと、今日まで多くの有為な人材を実業界をはじめ各界に送り出し、社会の発展と安定に寄与してきました。
建学の精神である「質実剛健」とは、伝統・古典を尊重し、良識を重んじ、正義を貫くという価値観を意味し、「積極進取」とは、困難なことに対して積極的に挑戦し、進歩・進化を求めていくという価値観を意味します。そして「中正堅実」とは、これら二つの価値観を深く自覚し、自律の精神と共生の視点から「探究・調和・融合」することにより、真理・本質を見極め、自主的主体性を持って新たな価値を創造していくことを意味します。
私たちは、建学の精神のもと、時代と社会の課題や使命を地球的視野から深く自覚するとともに、真理を希求する姿勢を持ち続け、自律の精神と共生の視点から主体的に新たな価値を創造する人材を育成し、未来社会の発展と安定に寄与します。
世界は、情報通信技術の飛躍的な発展とグローバル化の急速な進展により、ボーダレスな社会へと変貌し、様々な価値観が入り交じり、不安定化する危険性を内在しながらも、そこに共生と調和を生み出し、新たな価値を創造していくという、人類にとって“挑戦の時代”に直面していきます。
日本においては、急速な少子高齢化が進展するなか、これまで築き上げてきた伝統・文化を基底に置きつつも、新たな価値を生み出すイノベーションが求められています。そうした中で、教育機関には、世界の人々との交流の促進や、いつでもどこでも誰もが生涯にわたって学べる場・環境の確立が求められています。
本学園は今後20年間、教育、研究、社会貢献のあらゆる分野において、使命(ミッション)を徹底し、伝統・文化を尊ぶとともに異なる価値を受け入れ、多様な融合を実現することで、広く課題解決の場を提供し、地域、日本、そして世界の発展と安定に大きく貢献していくとの決意のもと、創立100周年に向けた本学園の将来像(ビジョン)を、以下の通り示します。

世界の課題解決や日本文化の発信に貢献します。
アジアをはじめ海外機関との連携を深め、学生の留学や研修の受入・派遣、教員の交流をすすめます。
「神奈川学」の展開や産官学の連携を強化し、生涯学習や地域の課題解決の拠点となります。
副専攻制度の導入により、学部の専門分野以外でも、関心を持った分野を幅広く学べます。
徹底した基礎教育の後に、専攻分野をじっくり選べます。
大学・大学院一貫教育の導入により、じっくり選んだ専攻分野をしっかり学べます。
ゼミナールや卒業研究、対話型授業を徹底し、一人ひとりの発言力・思考力・対話力を伸ばします。
初年次から社会体験や留学、インターンシップの機会を提供し、身近な問題から社会の課題を学びます。
国際社会で活躍するために不可欠な“議論する力”を養います。
ユニークな入試制度の導入と奨学金制度の充実により、学びたい気持ちに応えます。
留学生の受入れ体制の整備、日本からの海外留学・海外研修機会の拡大により、キャンパス内のグローバル化を促進します。
自己を理解し他者を理解するための日本や世界の文化・歴史・宗教などの理解を深めます。
多様な科目選択と個別指導、かたよらないバランスの良いカリキュラムで個性の伸長をしっかりサポートします。
しっかりとした基礎学力、充実した内容の特別活動から一人ひとりの将来への可能性を広げます。
“自己表現手段としてのコンピュータ”と“話す、書ける英語”の修得により、社会で必要とされる表現力を身につけます。
職業観の育成から始まる進路指導で“学ぶこと”“働くこと”の意識を高め、社会で活躍するために必要な力について認識を深めます。
個性の尊重と異性への理解を学校生活のあらゆる場面で自然に育みます。
これが共生理解の出発点です。
日本を知る校外学習、世界を理解する海外研修から共生への理解と意識を深めます。

![NEW 2010-2015 中期実行計画 [1.78 MB]](images/btn_plan.jpg)